デストリ・ダマヤンティ氏、BI総裁候補として単独指名 — 第11委員会が承認、本会議採決は9月1日

金融・為替施行日: 2026年8月10日

2026年8月10日、プラボウォ・スビアント大統領はデストリ・ダマヤンティ氏をインドネシア銀行(中央銀行)総裁の単独候補として国会(DPR)に正式指名しました。上級副総裁・副総裁候補も同じ書簡で提出されています。更新:2026年8月27日、国会第11委員会は全会一致で、デストリ・ダマヤンティ氏を総裁、アイダ・S・ブディマン氏を上級副総裁、ソリキン・M・ジュフロ氏を副総裁とすることを承認しました(任期2026〜2031年)。最終的な承認は2026年9月1日の国会本会議で行われ、その後大統領による正式任命が行われる予定です。

要点

  • プラボウォ大統領の指名状は、2026年8月10日にプラセティヨ・ハディ国家官房長官により国会指導部へ提出されました。
  • 現総裁代行のデストリ・ダマヤンティ氏が正総裁候補として単独指名されており、対立候補はありません。
  • 同じ書簡で上級副総裁・副総裁候補も提出されています。
  • 国会第11委員会(財政)が資質審査(フィット・アンド・プロパー・テスト)を実施したうえで承認する流れですが、本稿時点で日程は未確定。8月14日の休会明け以降に設定される見通しです。
  • デストリ氏は7月27日のペリー・ワルジヨ氏辞任以降、総裁代行を務めています。
  • 更新:第11委員会は2026年8月26日に資質審査を実施。同日、上級副総裁候補のアイダ・S・ブディマン氏の審査も別途行われました。本稿時点で第11委員会の勧告はまだ出ておらず、正式総裁就任にはこの後、国会本会議での承認と大統領による任命手続きが残っています。
  • 更新:2026年8月27日、国会第11委員会は全会一致(musyawarah mufakat)で、デストリ・ダマヤンティ氏を総裁、アイダ・S・ブディマン氏を上級副総裁、ソリキン・M・ジュフロ氏を副総裁とすることを承認(任期2026〜2031年)。
  • 委員会決定には国会本会議での承認が別途必要で、本会議は2026年9月1日に予定されている。その後、大統領による正式な任命・宣誓式が行われる見通し。

日系企業への実務上の影響

ペリー・ワルジヨ氏辞任後にお伝えした不透明感は、ここでほぼ解消されました。現職の総裁代行として市場に馴染みのあるデストリ・ダマヤンティ氏が第11委員会の承認を得ており、残るは本会議採決(9月1日)と正式任命のみです。委員会が全会一致で承認した後のこれらの手続きは通常形式的なものとされています。BI総裁人事の明確化を待って為替ポジションや関係会社借入の見直しを保留していた場合、着手して差し支えないタイミングです。なお、御社の申告・コンプライアンス義務そのものには、いずれにせよ影響はありません。

出典

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