デストリ・ダマヤンティ氏、インドネシア銀行総裁候補として単独指名

金融・為替施行日: 2026年8月10日

2026年8月10日、プラボウォ・スビアント大統領はデストリ・ダマヤンティ氏をインドネシア銀行(中央銀行)総裁の単独候補として国会(DPR)に正式指名しました。上級副総裁・副総裁候補も同じ書簡で提出されています。デストリ氏は7月27日のペリー・ワルジヨ総裁辞任以降、総裁代行を務めており、国会第11委員会は8月14日の休会明け後に資質審査(フィット・アンド・プロパー・テスト)の日程を調整する見通しです。

要点

  • プラボウォ大統領の指名状は、2026年8月10日にプラセティヨ・ハディ国家官房長官により国会指導部へ提出されました。
  • 現総裁代行のデストリ・ダマヤンティ氏が正総裁候補として単独指名されており、対立候補はありません。
  • 同じ書簡で上級副総裁・副総裁候補も提出されています。
  • 国会第11委員会(財政)が資質審査(フィット・アンド・プロパー・テスト)を実施したうえで承認する流れですが、本稿時点で日程は未確定。8月14日の休会明け以降に設定される見通しです。
  • デストリ氏は7月27日のペリー・ワルジヨ氏辞任以降、総裁代行を務めています。

日系企業への実務上の影響

ペリー・ワルジヨ氏辞任後にお伝えした不透明感が、ここで一段階解消されます。現職の総裁代行が単独候補であるため、就任後の政策サプライズの可能性は低いと見られます。ただし国会の資質審査を経るまで正式決定ではないため、確定事項ではなく方向性としてご留意ください。BI総裁人事の明確化を待って為替ポジションや関係会社借入の見直しを保留していた場合、本指名は再検討の良いタイミングです。なお、御社の申告・コンプライアンス義務そのものには、いずれにせよ影響はありません。

出典

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