ジャカルタ、10月20日(火):プラボウォ=ギブラン政権2周年に合わせ、学生団体がタグ・タニとタグ・プロクラマシでデモを計画 — 警察はモナス、スディルマン〜タムリン通り、国会・MPR周辺を避けるよう呼びかけ

安全・社会情勢掲載日: 2026年10月20日

学生団体が、プラボウォ・スビアント大統領とギブラン・ラカブミン・ラカ副大統領の就任から2年となる2026年10月20日(火)に、中央ジャカルタでのデモを予告しています。インドネシア大学の学生執行部(BEM UI)は、他の大学や市民団体の連合とともに参加するとしています。報じられている集合場所は、メンテン地区のクボン・シリ通り沿いのタグ・タニと、タグ・プロクラマシで、大統領宮殿周辺でも行動があると伝えられています。在インドネシア日本国大使館は10月19日に、同日のデモ情報として、国会、モナス、ブンダランHI周辺を挙げた注意喚起を出しました。ジャカルタの交通警察(TMC Polda Metro Jaya)は、必要がない限りモナス周辺、スディルマン〜タムリン通り、国会・MPR庁舎を避けるよう呼びかけ、状況に応じて交通迂回を行うとしています。参加者数の見通しは公表されておらず、当社が読んだ報道には開始時刻の記載もありません。本記事は、10月19日に発表された計画を、10月20日07:47 WIB時点で、デモ当日の報道が出る前に記したものです。状況に応じて更新します。

経過(時系列)

  1. 10月13日(火)22:05 WIB

    KSPIと労働党(Partai Buruh)のサイド・イクバル議長が、DKIジャカルタを含む38州で、10月15日から30日にかけて、各地の地方政府の中心で労働者デモを波状的に行うと発表。2027年の最低賃金の7.5〜9.5%引き上げと、外部委託・退職金の規則の明確化を求める。ジャカルタでの日時・場所は示されていない(Kompas.com)。これは下記の学生による行動とは別のキャンペーンである。

  2. 10月19日(月)

    在インドネシア日本国大使館が「デモ情報(ジャカルタ:10月20日)」を発出。10月20日に、国会、モナス、ブンダランHI周辺で、労働者・学生・市民団体によるデモが予定されている。当社は通知の要約の転載を通じて内容を確認しており、時刻の記載はない。大使館のページ自体は開けなかった。

  3. 10月19日(月)

    TMC Polda Metro JayaがInstagramで、用事がない限り、中央ジャカルタのモナス周辺、スディルマン〜タムリン通り、MPR・国会庁舎を避けるよう呼びかけ、現場の状況に応じて交通を迂回させると投稿(Kompas.com)。

  4. 10月19日(月)16:02 WIB

    Kompas.comによれば、BEM UI(議長ヤタロトフ・イマワン氏が、他の大学や市民団体の連合とともに参加するとしている)は、メンテン地区のクボン・シリ通り沿いのタグ・タニとタグ・プロクラマシに集まる計画で、大統領宮殿周辺でもデモが予定されている。メダン・ムルデカ・スラタン通り、ジェンデラル・スディルマン通り(ブンダランHI〜ドゥクア・アタス)、MPR・国会庁舎前のガトット・スブロト通りが、状況に応じた交通規制の対象路線で、メンテン、タムリン、スナヤン、スマンギ周辺の多くの道路で渋滞が見込まれると伝えている。

  5. 10月19日(月)18:20 WIB

    Poskotaは、主催を「民衆の主権を救う委員会(Komite Selamatkan Daulat Rakyat、Sadar)」という学生の連合とし、集合場所は上記と同じ2か所としている。取り上げられると見込まれる論点は、経済、法執行、環境、教育、保健で、確定した要求ではなく「見込み」と記している。SadarとBEM UIが同じ枠組みかどうかは、当社では分からない。

要点

  • 状況:予告・予定の段階で、当日の報道はまだ確認していません。10月20日07:47 WIB時点で、デモ自体の報道、開始時刻、参加者数の見通しはありません。
  • プラボウォ・スビアント大統領とギブラン・ラカブミン・ラカ副大統領の就任から2年(Kompas.com)。
  • 大使館の通知は出ています。街頭レベルの詳細や当日の変更については、本ページではなく、大使館自身の安全情報とTMC Polda Metro Jayaをご確認ください。
  • 2027年の最低賃金をめぐる労働側のキャンペーンは、10月15〜30日に38州で行われ、地方政府を対象としています。ジャカルタでの日時・場所は確認していません。

貴社への実務上の影響

オフィスやスタッフの通勤経路がメンテン、ガンビル、スディルマン〜タムリン通り、ガトット・スブロト通り、スマンギ〜スナヤン周辺を通る場合、本日は渋滞や迂回が見込まれます。時間帯は、報道に開始時刻がないため当社の見立てですが、主に午前の後半からとみられます。実務上の対応は、警察や大使館の指示ではなく当社の提案ですが、次のとおりです。(1)出発前にTMC Polda Metro Jayaと大使館の安全情報を確認する。(2)経路が上記の地域にかかるスタッフには、早めの出勤、遅めの移動、在宅勤務を認める。(3)近くで集まりができたら近づかず、規模が大きくなったり状況が変わったりしたら、その場を離れる。事前に予告されたデモが、直ちにトラブルを意味するわけではありませんが、このような行動は急に変わり得ますし、2026年の国会周辺での過去のデモの中には暴徒化したものもありました(8月27日のデモに関する当社の記事を参照)。当社は在インドネシア日本国大使館のリアルタイムの安全情報の代わりにはなりません。街頭レベルの詳細は大使館の情報に従ってください。当日の動きに応じて、本記事を更新します。

出典

本ページは公開情報を整理したものであり、税務・法務・会計に関する助言ではありません。法令は変更されます。リンク先の一次情報をご確認のうえ、実際のご判断の前に弊社までご相談ください。

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